瀬戸内国際芸術祭。「瀬戸芸」っていうのが一般的な略称みたいですね。
今回はアートの島としても有名な直島に岡山県宇野港より向かいます。
宇野港
宇野港インフォメーションセンター
船乗り場正面にトリエンナーレのインフォメーションセンターがあります。こちらで関連グッズを購入したり、不明な点をスタッフの方に聞くことが出来ます。
また、各サイトの最新の情報を入手することが出来るので念のため確認しておきましょう。
フェリー乗り場
フェリー乗り場で乗船券を買って船を待ちます。何故か皆さん窓口に並んで購入していましたが、券売機でも購入できます。船は一時間に1本程度なので出発時刻は事前に確認しておいたほうがいいかと思います。
時間があったら宇野港周辺の作品を見たりして待てばいいかと。
乗船
今回乗ったのは「なおしま」。草間彌生のかぼちゃを意識した水玉模様です。多分草間彌生は絡んでないと思いますが。船内はかなり小奇麗です。
景色の良いデッキは人で埋まっていましたが、平日のためか客室にはそんなに乗客はいませんでした。外国の方が多い印象。
船内にもトリエンナーレのスタッフの方がいて、直島情報を館内放送していました。直島の観光パンフレットなども置いてあり入手できます。
「SAMURAIおむすび」
宇野港のインフォメーションセンターで購入した「SAMURAIおむすび」で腹ごしらえです。芸術祭食プロジェクトの一品のようです。木・金曜日のみ販売で数量限定(400円)。
「おむすび」なのに中の包装は「おにぎり」と記載してしまっているところに詰めの甘さを感じます。アナゴの蒲焼きの具が入った雑穀米のおむすびと、大豆ご飯のおむすび、それに漬物が入っていて調度よい量。
土日祝日のみ販売の「うのののり弁」というのもあるみたいです。
直島 宮浦港 到着
おむすびを食べ終わるとすぐに、間もなく到着のアナウンス。乗船時間は約20分。近いです。赤いかぼちゃが見えてきてテンションが上ります。
船を降りて観光スタートです。
001 大竹伸朗
これは結構有名なやつですね。実際に入れるアートな銭湯。
平日は14:00、土日祝は10:00から入れます。タオルや手ぬぐいなどの入浴グッズ等も売っていますがこれらも営業時間のみの販売です。
中の銭湯にも入りたかったのですが期間中は人が多そうなのでパスすることに。営業開始時間に入ると人が少なくていいのかも。
夕方通りかかった時は近くの宿泊所からぞろぞろと人が銭湯に入って行っていました。この近くに泊まって入浴しに行くというのもなかなか乙な感じがします。
002 飯山由貴
元はパチンコ屋のギャラリー。館内は撮影不可。開館時間は14:00~20:00。
展示は映像や読み物系だったのですが疲れていてじっくり見るのは辛かったので、映像を見ながら休憩したっていう感じです。
春会期のみの展示。ここは春夏秋の会期ごとに展示が変わるので注意が必要です。
005 藤本壮介
白いオブジェ。中にも入れます。行った時は子供のジャングルジムと化していました。
昼間見た時はなんてことない感じだったのですが、夜はライトアップしていてとても綺麗。美しいです。
188 ジョゼ・デ・ギマランイス
201 草間彌生
これも有名ですね。これも中にはいれます。この所々に空いた穴から顔を出して写真を取るのが定番みたいです。
夜はかぼちゃの中が怪しく光っています。
202 妹島和世+西沢立衛/SANAA
宮浦港のフェリーターミナル自体も作品です。21世紀美術館と同じ事務所による設計。なんとなく雰囲気は似ています。
ここにもインフォメーションセンターがあり、関連グッズも購入できます。
202 ジョゼ・デ・ギマランイス
これも夜は光ります。
まとめ
直島に到着したらまずは宮ノ浦エリアをすべて攻めようと意気込んでいると肩透かしを食らうことになります。銭湯や宮浦ギャラリー六区は開館時間が遅いので朝一で行くとその前で立ちすくむことになります。
その代わり比較的遅い時間までやっているので、まずは別のエリアを見てから帰りのフェリーを待つ間に見るのがいいのかなと思います。ゆっくり見たくなったらフェリーを一本遅らせればいいだけだし。割とライトアップもしているのでそれも楽しめます。
なので日が沈む前辺りから見始めて日中・日没後の作品の姿を楽しむのがベストかと。
おみやげ
銭湯には入らなかったけど直島銭湯のタオル(310円)。安いので多分あまり質は良くないけど、首からかければ闘魂がみなぎってきそうです。